弱視大学年生の活動日記

普通に生きられることの幸せを感じたい。ちっぽけなことで悩めるようになりたい。

168日後に片目を失明する大学3年生20歳

こんにちは。唐突ですが、私は現在右目が見えていません。

「何を言っているんだ?」と思われる方がいるかもしれないので、詳しく話すと私は現在、右目が網膜剥離という病気に犯されています。

網膜剥離といえば、ボクサーがなるイメージですが、私の場合は、元から近視がとても強く生まれつきでなりやすかったそうです。

網膜剥離になったきっかけは、今年の4月10日に目の中にうねうねのようなものところからでした。最初は、「ストレスが原因で気にすることはないか。」と思い、そこから2日間筋トレなどして放置してしまいした。これがあまりにもよくなかったと今では思います。

その後も症状が治らず、眼科に行くと既に網膜が剥がれており、あまりよくないとの診断が下り、翌日に緊急手術することになりました。

初めての手術でおまけに目なので、頭の中は絶望しかありませんでした。手術本番は、目に麻酔を刺すのですがこれが予想以上に痛いのなんなのでこの時点で泣きそうでした。笑笑

私の場合、目の中にある硝子体というものを取り出し、代わりに中にガスを入れるという手術らしかったのですが、終わった後もじくじく痛みがあって「なんで自分んがこんな目に合わないといけないのだろう。」と手術後2、3日は落ち込みまくりました。さらによくないことに、退院日に執刀医の先生から「網膜がまた剥がれている。」と言われてしまいました。通常、網膜剥離の90%は一度で治るのですが、私は残りの10%に当たってしまい再度手術が必要になりました。

2度目の手術は院長先生がお行いましたが、これが一番最悪で結論から言うとほとんど何もしてくれませんでした。というのも、院長先生すら原因がわかっていないようで、手術中も何か談笑しながら「どこが原因かわからない笑笑」と言いながら手術していて怒りが湧きました。

案の定2回目も失敗に終わり、痺れを切らして別の先生に意味てもらうことにしました。その先生は網膜剥離では名医でその先生の診察を受けると網膜剥離の最悪のケースである「増殖生網膜剥離」というものになっていました。これは別名「目のガン」と言われるほど深刻な状態で完治はほぼ不可能と言われる症状です。自分は20代なのに右目失うことになったのかと人生で一番絶望した時でした。3度目の手術では、目の中にバックルと言われるシリコンバンドを目に巻きつけて縫うという拷問のようなことをされた後に、目の中にオイルを入れるというものでした。これだけ聞くと中背の書おけいレベルのような気もしますが背に腹は変えれないです。手術時間は4時間30分と長丁場でこれに耐えれた自分ならなんでも出来そうでした。(^_^)

そんなこんなで現在、手術後2週間が経過しますが、もう右目は見えないと覚悟している心境です。残り168日後に視力が安定するらしいのですが今の自分には生きる希望がありません。こんなことを言うと、「世の中にはそんなことよりももっと辛い人がいるのに。」と言われるかもしれませんが、自分が軟弱であることは認めます。それでも、やはり人生でやりたいことがたくさんあったのに、ある日いきなり視力を失った辛さは伝えても伝えられません。このブログを通して、網膜剥離で苦しんでいる人をはじめ、病気と戦ったいる方や人生がしんどいと思っている方に少しでも繋がりを持てるようなことができれば、このブログを書いたことに意味があるのかと思います。

半年がと言う長い時間を皆さんと共に歩んでいければと思います。そして、左目が見えるうちに1秒でも公開のないように生きます。