弱視大学年生の活動日記

普通に生きられることの幸せを感じたい。ちっぽけなことで悩めるようになりたい。

人間の欲は尽きない 失明まで124日の大学3年生

おはようございます。唐突に何を言ってるんだお前と思うかもしれませんが、今回は私が片目を失明してから思ったことを書きます。

結果から言うと、人間は満足していればどんどん高望みをするなということです。当たり前ですが身の回りを見ると痛感します。

周りは就活で大企業に行きたいや、年収いいところに入って女子にモテまくる、カッコいい・可愛いから芸能界やアナウンサーになりたいなど就活だけでも浴まみれだなと思い知ります。勿論、自分の夢であるのでそれを非難することはもうとうな良いのですが、そういった夢を抱けるのは現状の自分に深刻な問題を抱えていないからこそ望めるものであって、大病といった辛いバックグラウンドを有しているとそういった望みを持てることが難しいので、羨ましいなとは思います。さらに難しいのは、多くの人が生きていられる事が当たり前だと思っているので、心臓が動くこと、目が見えること、歩けることに感謝をすることがないと言うことです。

「失ってから初めてその大きさを知る」と言いますが、まさにそうだと思います。ただ、視力を失って良かった?ことも。

高級品や過度に自分を見せびらかす人を見て、なんとも思わなくなりました。そもそも、見えないのでどうでも良いと言う感じなのです。

見える故に苦しむことも多くあるので考えものです。